投稿者: 安田 昌史

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研究手法としては歴史も扱いますが、文化人類学や社会学のアプローチも使います。なのでインタビューや現地調査に行くのが好きです。学生時代から複数の文化の中間領域に存在するマージナルマン(境界人、周辺人)について気になり、博士論文では西陣織や京友禅などの京都の伝統産業に従事してきた在日朝鮮人について書きました。2018年から韓国の地方都市の大学で働いていますが、なかなか自分の研究を進められません。日本と韓国のはざまで、今や自分自身がマージナルマンになってしまった気分がします。ここでは在日朝鮮人の生活や文化はもちろんですが、韓国で現地の人々の生活や日本と韓国との間を行き来する人々の生活についてもお伝えしていきたいと思っています。