ウェブサイト構築

【悲報】独自ドメイン機能せず

(前回まで)独自SSL化のためには独自ドメインが必要ということが判明し、ムームードメインにて、独自ドメインを取得。次はレンタルサーバーにて、独自ドメインでこれまで作ってきたサイトが表示されるように設定する作業を行う。

サーバー側での独自ドメインの設定

ムームードメインで取得した独自ドメイン「http://www.haikai-academia.com」を手に、ロリポップサーバーに舞い戻ってきた。まずは「独自ドメインの設定」を行う。いわばサイトの中身はそのままでドメインだけをロリポップ付随のドメインから独自ドメインへと移行させる作業である。実はこの作業が我々にとってはとんでもなくハードルが高いことが徐々にわかってくるのである…。

この設定ページでは独自ドメインに紐づく「公開(アップロード)フォルダ」の名称を設定するようになっている。公開フォルダとはなんぞや?という感じである。とにかく言われるがままに「haikai-academia」という名称を設定して先に進むことにした。

「公開フォルダ」と言うぐらいだから、「http://www.haikai-academia.com」にアクセスしたさいに、そのフォルダに入っている内容が公開されるということであろう。どういうカラクリで今まで作ってきた内容がそのフォルダに入るのかはよくわからなかったが、どうやらこの作業を経てロリポップFTP(後述)内に「haikai-academia」という名前のフォルダが自動生成されるらしく、きっとサーバー側が気を利かせて(?)FTP内に保存されているそれまでWordPressで作ってきた内容を、その新規フォルダに自動で移行してくれるのだろうと、我々はこの時点ではとんでもなく楽観的な観測を持っていた(サーバーというのはそれくらいしてくれるものだと我々は素直にそう信じていた)。

サーバー側での独自SSL証明書発行

公開(アップロード)フォルダも無事作れたようなので(そのフォルダにいったい何が入っているのかはわかっていないが、サーバー側がうまいことやってくれているだろうという根拠のない楽観的な妄想のもと)、とりあえず次の作業に進む。次もレンタルサーバー内での作業で、「セキュリティ」から進んで「独自SSL証明書発行」を行う。長い道のりだったが、そもそもこの作業を行うにあたって独自ドメインが必要だったのだ。これも指示通りに滞りなく進んだ。証明書発行までは時間がかかるらしく、手続きを終えたのが5月5日、無事に証明書が発行されたのが5月9日だった。独自ドメインのSSL化そのものはそれほど難しくはない。

WordPress側でのアドレス設定

独自SSL証明書発行手続きも正常に完了し、先人たちのブログにしたがって次なる作業に移る。WordPress管理画面の設定>一般にて、「Wordpressアドレス」と「サイトアドレス」をともに独自ドメイン「https://haikai-academia.com」へと書き換える作業である。

「WordPressアドレス」と「サイトアドレス」の違いが今もわからない。


独自ドメイン設定もできたし、独自SSL証明書も発行してもらったし、WPの管理画面内でのアドレスも書き換えたし、すべてが整った、と思った瞬間である。どこに落とし穴があったのだろうか、WP管理画面でアドレスを書き換えた直後から、WPの管理画面にまったくアクセスできなくなってしまったのである。これまで何十時間といじくって、なんとかかたちになりつつあったわが子が一瞬のうちにするりとどこかへ消えてしまったのである。このままではサイトのデザインをいじくるどころか、記事のアップロードも不可能である。

いったいどこで何をミスしたのだろうか。あーでもないこーでもないといじくってきた場面が走馬灯のようによみがえる。もしかしてまた完全に一からやり直しなのか!?着々と準備をしてきた私たちは、突然どん底に突き落とされた。とうとう何もできなくなってしまった…。

自分たちなりの理解

FTP:File Transfer Protocolの略。サーバーとクライアント間でファイルを送受信するための通信プロトコルである。「通信プロトコル」とは、ファイルを転送する際の一つの方法で、FTPのおかげでクライアントはサーバーにあるファイルを閲覧できる。余談だがロリポップFTPのトップページにはデザイン上サンタクロース風?白雪姫の小人風?の小さなおじさんがあしらわれている。雪のようなものも舞っており、なぜかものすごく冬を感じさせるデザインに仕上がっている。こんなことを気にしているのは私だけかもしれないが。

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